すなめりくんの読書ブログ

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高校の教員です。読んで良かったと思う本を紹介していきたいと思います。

教師・教員志望の学生にオススメ

部落差別で苦しんでいる人々の希望となる1冊「結婚差別の社会学」 著:齋藤直子

被差別部落出身者との恋愛や結婚を、出自を理由に反対する「結婚差別」。部落出身者との結婚をめぐる家族間の対立、交渉、破局、和解などのプロセスと差別の実態を、膨大な聞き取りデータの分析から明らかにする。同時に、結婚差別の相談・支援活動の事例か…

【ブラックさ半端ない】これを見ても教員になりたいと思えますか?自分の子どもを安心して任せられますか?

はたらかないで、たらふく食べたいです。せめて、土日はゆっくりしたいです。

性的なものを排除する学校で、なぜ30年もブルマーは生き延びたのか?『ブルマーの謎』

ブルマーはなぜ広まり、定着したのか 綿密な資料探索と学校体育団体やメーカーへの聞き取り調査を通じて、ブルマー不朽の足取りを追う。ブルマーは導入当初から性的なまなざしにさたされてきた。にもかかわらず、学校現場で存続してきた「謎」を解き明かし、…

キャバクラや援助交際で働く人の世界を感じる『裸足で逃げる -沖縄の夜の街の少女たち-』

沖縄の女性たちが暴力を受け、そこから逃げて、自分の居場所をつくりあげていくまでの記録 裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち (at叢書) 作者: 上間陽子,岡本尚文 出版社/メーカー: 太田出版 発売日: 2017/02/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4…

最近の新入社員のコミュ力が…という人こそコミュ力がないかも?『わかりあえないことから』

コミュニケーションとは、異なる価値観をもった人びとの意見を一致させるもの。 そうではなく、「わかりあえない」ということを前提にしてコミュニケーションについて考えた1冊。

気持ちを伝える能力が奪われた日常を考える『自閉症の僕が飛びはねる理由』

友達と話せない、お腹がすいた、痛い、助けて、などと相手に感情を伝える能力が奪われた日常をあなたは想像できますか? まさにそのような状況で生きている東田直樹さんの思いが書かれた1冊です。

【教員志望の学生におすすめ】『子どもの貧困(阿部彩 首都大学東京教授)』

日本の貧困率がOECD加盟国の中で2番目に高いことを知っていますか?

教師・教員志望の学生におすすめの「性の話」

神戸大学教授で医師でもある岩田健太郎さんが、性教育について、恋愛の可能性について書いた本です。単に、性教育のあり方、必要性をロジカルに論じるだけじゃなく、性教育の在り方の先に、「絶対恋愛」という愛の可能性について論じている点に大変面白さが…

教師・教員志望の学生にこそお勧めしたい「嫌われる勇気」 【アドラー心理学】

アドラー心理学とは何か? 人間の可能性を信じる哲学(僕が読んで感じた答え) だからこそ、教育関係者に読んで欲しいし、全ての人に読んで欲しいおすすめの1冊です。 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 作者: 岸見一郎,古賀史健 出版社/メ…

学力格差の現状を知る【教師・教員志望の学生におすすめの1冊】【大阪府教員採用試験を受ける学生におすすめ】

「つながり格差」が学力格差を生む 著者:志水宏吉(大阪大学教授) 「つながり格差」が学力格差を生む 作者: 志水宏吉 出版社/メーカー: 亜紀書房 発売日: 2014/04/09 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る 本書は、今の日…