すなめりくんの読書ブログ

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高校の教員です。読んで良かったと思う本を紹介していきたいと思います。

日本の地方に希望を見出す

里山が日本経済を救う!?自然を活用して幸せに生きる『里山資本主義』

そんなに必死に働いてお金を稼がなくても自然を活用すれば幸せに生きることができる。それを教えてくれる一冊です。 里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21) 作者: 藻谷浩介,NHK広島取材班 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売…

文化・芸術から日本人の未来を考える1冊『下り坂をそろそろと下る』

キーワードは寛容と包摂。 日本に、日本人の未来に希望を感じることができる1冊! 文化・芸術という視点から私たち日本人のあり方を考えた1冊です。 瀬戸内の小豆島、豊岡市・城崎温泉、讃岐の四国学院大学、東北の女川・双葉、という地域を通して、日本の…

人は自然とどのような関係を築くべきか?『人びとの自然再生』

破壊ではなく、再生へ。地域、人と人との関係、そして社会の再生にもつながる希望の書。 自然と社会の未来の形は、どういうものが望ましいのだろうか。自然をめぐる各地のさまざまな〈いとなみ〉を、歩き、見て、聞いて、考えた。人と自然の相互関係とはどう…

【西成を知る】『叫びの都市 -寄せ場、釜ヶ崎、流動的下層労働者-』

大阪屈指のデートスポット海遊館があった場所で数十年前には、港湾労働者が毎年たくさん死んでいたことを知っていますか? この本は、最下層の労働力として高度経済成長を陰で支えた日雇い労働者を描いた1冊です。僕ら関西に住む人間にとって、日雇い労働者…

【高校生・大学生におすすめ】 沖縄米軍基地・福島原発事故について考えるきっかけにしてほしい1冊

地震大国の日本で、国民の約8割が脱原発に賛成という世論調査がある中で、なぜ原子力発電をやめることができないのか? 沖縄の人があれだけ抗議・怒りの声を挙げているにも関わらず、なぜアメリカ軍基地は沖縄からなくならないのか? この2つの問題につい…

街場の共同体論【内田樹】 

内田樹さんと一緒に、学歴社会、競争社会、今の教育問題など、社会問題について考える1冊。 潮新書 街場の共同体論 作者: 内田樹 出版社/メーカー: 潮出版社 発売日: 2016/12/29 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る この本は、 家族論、地域共同体…

「人」と繋がることで幸せに暮らすことができる!

奇跡の村 地方は「人」で再生する (集英社新書) 作者: 相川俊英 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2015/12/18 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 「消滅可能性都市」 数十年前にニュータウンとして発展した僕の住んでいる地域も、これに指定さ…