「人」と繋がることで幸せに暮らすことができる!
「消滅可能性都市」
数十年前にニュータウンとして発展した僕の住んでいる地域も、これに指定されていると知ったときはショックでした…。
-アートの棲むまちと称られた神奈川県藤野町-
この本は、単なる地方創生の成功例を紹介したものではありません。
人口減に悩んでいる地域で、人と人の繋がりを生かして、自分たちの愛する故郷のために何ができるか一生懸命に考え、元気に楽しく行動している人々からパワーをおすそ分けしてもらえる本です。
日本にはあまり知られていないけど、こんな魅力的な地域があって、その地域でとても魅力的な生活をしている人々の存在を知ることができる本です。
単なる地方活性化についての本ではなく、人間関係の希薄化が進む現代において人と人の繋がりを大切にして、幸せに暮らすためにヒントをもらえる本です。
地方創生を導くキーワードは「ひと」「地域」「つながり」「循環」「自給」「共存」「多様性」「楽しむ」といったところではないか。
疲弊した地方の再生に今、最も必要なものは、大きな何ものかに安易に依存せず、できるだけ地域(自分たち)で自立を図ろうという意欲と覚悟、そして実際の行動である。
なぜ長野県にある人口4000人の辺境の山村が全国屈指の高い出生率を誇るのか?
ぜひ読んでみてください。