とりあえず、「読んじゃいなよ!」
今どきの、読書なんてしない大学生たちが、ドストエフスキーを読まされて、「ドストエフスキーって、マジやばい」って読書の面白さに衝撃を受ける本です。そんな大学生の様子を見て、読書したくなる本です。
今どきの本が読めない若者たちが集まる大学のゼミ生たちが、
哲学が専門の鷲田清一さんによる「哲学教室」
詩人の伊藤比呂美さん「人生相談教室」
という形で、各分野の専門家を招いて、感じた疑問を直球で言い合うっていうゼミの様子をまとめた1冊。
文学部じゃないから、ぜんぜん本を読まない学生もたくさんいて、そんな彼らがみんなで本を読んで話し合って、理解を深めて、そしてその専門家を呼んで疑問を聞くという感じ。
高橋ゼミは、履修登録をした正規のゼミ生の他に、履修登録はしてないけどゼミに参加する聴講生も参加が可能で、他の学部の生徒であったり、他大学の生徒であったり、卒業生であったり、とすごく自由な環境で、楽しそうな活動が伝わってきました。
自由で活発で楽しそうなゼミ生たちに交じって僕も一緒に本を読んでいる気になれました!「ドストエフスキーってマジやばい!」らしいので僕も一度読んでみようと思います(笑)。
とりあえず、読んじゃいなよ!